●昨年度からの出土遺物について(09年6月14日現地説明会資料より)
昨年6万点、今年2万点以上のさまざまな遺物が出土しており、木製品(食膳に関わる物:漆器腕・折敷(おしき:トレーのようなもの)、装いに関わる物:櫛・下駄・扇、遊びに関わる物:将棋の駒、祭祀に関わる物:斎串(いぐし)・人形(ひとがた)、土師質土器の杯や皿が大量に出土。土器形式から13世紀の鎌倉時代のものが中心だそうです。
建築資材の柱財や杭などもあり、製作途中の物も含まれることから、木製品の生産工場や建築木材の加工場があったと推測されています。
また、瓦も出土しており、中世における瓦の使用場所は寺社など特殊な建物が多く、近所に寺や神社があったと推測されています。 |
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●出土品(09年6月14日現地説明会展示遺物より) |
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●川西遺跡の石積み護岸(調査資料より)
●他の写真(石積み護岸)
●時代年表(時代の背景) |
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